介護施設などで活躍する福祉ネイリスト。
シンプルな施術が基本だから、一般ネイリストとしての知識があれば、十分通用できる……と思われがちですが、実はそうではありません。
高齢者や障がい者相手の仕事だからこそ、覚えておきたいことがたくさんありますよ。

どんなに小さなものでもパーツは厳禁!


福祉ネイルの世界では、一般ネイリストが愛用しているネイルパーツや装飾品は使用しません
万が一の誤飲を防ぐため、華やかなネイルにしたい場合は、アートで描きます
一般ネイリストの勉強をした後、福祉ネイリストへ転向する場合は、物足りなく感じるかもしれませんが、すぐに慣れるでしょう。

アートを施す場合は、花のモチーフが人気ですから、季節に合わせたフラワーネイルを習得しておくと、現場で役立ちます。

体調第一!スピーディーな施術


福祉ネイリストの顧客は高齢者や障がい者ですから、長い時間座ってじっとしていることが辛い、という方ばかりです。
そのため、ネイルの作業はスピーディーかつ丁寧に行う必要があります

マニュキュアを塗る場合は、爪への負担の大きいジェルネイルは避け、できるだけ薄めに塗るようにしましょう。
臭いの少ないマニキュアを使う、換気などへ配慮する、といった気遣いも大切です。

ハンドケアやマッサージメニューも人気!


福祉ネイルの現場では、ネイルだけでなく、ハンドケアやハンドマッサージのメニューも人気です
ケアだけ、マッサージだけを求められることも多いため、基本をしっかり学んでおきましょう

甘皮処理などでは、高齢者の方の手を傷つけないよう、ハサミやニッパーを使うのも厳禁です。
マッサージも高齢者に合わせた力加減で行う必要があるため、繰り返し練習してから、実践へ移りましょう。
爪の構造や皮膚病についての知識を高めておくことも大切です。

福祉施設向けのネイル講座はあるの?


福祉ネイリストの仕事は、一般ネイリストの仕事とまったく違うことが分かりました。
それでは、このような知識や実技を、学ぶ場所はあるのでしょうか?

福祉ネイリストのサービスを行っているSMBAのHPを見ると、SMBA認定校の文字が見つかるでしょう
福祉ネイリストの知識は、これら認定校へ通うことで習得できます
「福祉ネイリストになってみようかな?」と思ったら、まずは、自分の家の近くに認定校があるかどうかチェックしてみたいですね。